俳優のオーディション
俳優のオーディションでは何よりも個性が必要になってきます。もちろんある程度の容姿や、能力も必要ですが、個性がない場合には審査員の記憶に残りませんし、起用しようという意欲にも欠けてしまう事でしょう。
一般に俳優のオーディションでは、即興で寸劇をやらされたり、いきなりセリフを渡されて、それを覚えて演じたりしなくてはなりません。
そのような舞台度胸のようなものも見られますので、演劇トレーニングスクールなどで正しい発声や、演技力や表現力を身につけておくのは合格の近道だといえるでしょう。
そして、俳優のオーディションで一発で合格というのはかなり稀なケースですので、一度や2度不合格でも折れないような心の強さ、精神力も必要です。
俳優の収入
俳優の収入を一律にいうことはできません。人気やまた仕事の種類によっても違いますし、時期によっても違いがあります。
またサラリーマンではありませんので、給料やボーナスといったものはなく、出演料も不安定で、仕事をした後に振り込まれますので、定期的にたくさんもらっているというような俳優は一握りだと言えるかもしれません。
そしてマネージメント料というものが発生し、それに加えて源泉所得税でも引かれますし、撮入祝いと呼ばれる撮影が始まった時のご祝儀金なども徴収される場合がありますので、出演料は半分しか手元に残らないような場合も多々あるようです。