スタントマンとはどんな仕事
1.スタントマンはどんな仕事をするのか?
単に「高いところから飛び降りる」だけが仕事ではありません。主な業務は以下の3つに集団化されます。
スタント・ダブル:主演俳優の身代わりとなり、激しいアクションや危険なシーンを演じます。体型や動きの癖を俳優に似せる技術も求められます。
スタント・ファイター:敵役や兵士などとして、格闘シーンを盛り上げます。斬られ方や撃たれ方の「リアクション」の良さが作品の質を左右します。
スタント・コーディネートの補助:安全装置(ワイヤーやマット)の設置や、アクションの振り付け(殺陣)の準備を支えます。
2.スタントマンになるためのステップ
現在、日本でスタントマンを目指す一般的なルートは以下の通りです。
① スタントチーム(芸能事務所)に所属する
日本には多くのアクション制作会社やスタントチームがあります。まずはそこに所属し、訓練を受けるのが王道です。
養成所・ワークショップ:未経験者のためのクラスを設けているチームが多いです。
オーディション:身体能力や特技をアピールして直接所属を勝ち取ります。
② 必要なスキルを磨く
スタントマンに「これだけ持っていればOK」という免許はありませんが、現場で重宝されるスキルがあります。
アクロバット・器械体操:バク転、バク宙、高い場所からの受け身。
武道・格闘技:空手、柔道、ボクシング、あるいは「殺陣(たて)」の技術。
特殊スキル:乗馬、普通免許以上の運転技術(カースタント)、スキューバダイビングなど。
③ 現場での信頼(クレジット)を積み上げる
最初はエキストラに近い「アクション要員」から始まります。現場で「アイツは動けるし、安全管理もしっかりしている」と認められることで、より大きな役やスタント・ダブルの仕事が舞い込むようになります。