アカデミー賞②

アカデミー賞は1929年に「アメリカ映画の健全な発展を目的として、監督・俳優・スタッフを表彰し、その成果を讃える」ことを目的として第1回が開催されました。
第1回開催時は現代のアカデミー賞のような派手なショー形式ではなく、映画関係者だけが集まって開かれた晩餐会のなかの一つのプログラムとして開催されたという記録があり、全米中に放送されるようになったのは第17回からです。
テレビ中継が開始されたのは第25回の授賞式からになります。
アカデミー賞で表彰される部門には様々な種類があり、現在は以下の23部門に分かれています。

<アカデミー賞部門賞>
作品賞
監督賞
主演男優賞
主演女優賞
美術賞
撮影賞
脚色賞
音響賞
短編アニメ賞
歌曲賞
作曲賞
編集賞
助演男優賞
助演女優賞
視覚効果賞
脚本賞
国際長編映画賞
衣裳デザイン賞
短編映画賞
長編ドキュメンタリー賞
短編ドキュメンタリー賞
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
長編アニメ賞

世間一般的にアカデミー賞としてイメージされるのは「作品賞」を獲得した作品があげられます。
実際に作品賞は3大映画祭と同様で最も権威が高い最高賞として注目を集める賞で、アカデミー賞受賞作品という看板がつくことで、世界中で放映されます。
作品賞以外にも映画関係者を表彰する賞が多くあり、表舞台となる監督や俳優だけでなく、裏方と言える美術や撮影などアカデミー賞ならではの専門賞があります。

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